管理実例

現場で働くスタッフたち

第20回 【生き返った技術力編】 技術者の知識を活かし管理組合のコスト削減

「グランスイート日根野駅前」佐伯 篤

写真:管理員 佐伯 篤

平成18年9月入社。

工事の生産現場で、効率的な機械設計について日々頭を悩ましていた佐伯管理員は「熱管理士」の資格を持つエンジニア。前職場では常に省エネについて考えていたそうです。

その知識をしっかりと活用している佐伯は、居住者の方から「エントランスの明かりが明る過ぎてもったいない」と言われれば、効率的な証明について調査・分析・検討。1ヵ月かけて29種類、355箇所の電灯を細かく調べ上げ、それをリスト化。その後、実行可能なプランから、実行は不可能に近いが可能なプラン、今年は無理でも来年なら可能など、あらゆる可能性を考えて8つの案を作成しました。

組合提出用資料では、はじきだした数字をグラフに落とし込み、どのくらいの期間で削減効果が見込まれるか一目で分かるように資料を作成しました。佐伯の努力のかいもあり、管理組合に提出した中から最適なプランが採用され、年間照明用電気消費量は1〜2割カット。金額にして年間8〜9万円の削減ができました。

また、コストカットは電力だけでなく、ゴミ回収費用についても行われました。綿密に現状を調査し、分析・検討。こちらは、管理組合への収入がゼロだったものを、8〜9万円の収入に結びつけました。

管理員になる前には、「管理員業務とは、管理事務室に座っているだけ。あとは清掃を少し」と思っていた佐伯でしたが、いざ勤務してみると必要とされる知識の多さには戸惑ったそうです。そこで、不動産にはまるで関係のないしごとからの転職とあり、「どういった知識が必要なのか知りたい」と、マンション管理に関する書籍を2冊、3カ月ほどかけて熟読。それでも「自分がどこまで理解しているのか知りたい」と、自力でマンション管理士の勉強を開始。通信講座を自費で6カ月受講し、見事その年の試験に合格したという努力家です。

「自分で納得しないと先に進めないんですよね」と微笑む佐伯管理員。ひたむきなその姿勢が居住者の皆様から信頼されているのも納得です。

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