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防犯カメラのビデオを再生する際の注意点‐マンションに関するQ&A

マンション管理Q&A

Vol.07 防犯カメラのビデオを再生する際の注意点

防犯カメラのビデオを再生する際の注意点

マンションの管理組合の理事をやっている者です。私が住んでいるマンションでは、数年前にエレベータ内に防犯カメラを設置しました。今までは特に問題がなかったので、録画されたものを再生したことはなかったのですが、最近エレベータ内で落書き等の迷惑行為があったので、再生し誰がやったのかを確認してみようという話になりました。

ところが再生するにあたって理事会内で「防犯カメラのビデオを再生する場合はプライバシーの問題もあり取り扱いに注意が必要ではないか」という声があがりました。防犯目的ということから考えると無制限に再生してもよいと思うのですが、問題ありますか。また、問題があればどの部分に気をつければよいのでしょうか。

理事会で危惧されたように、防犯カメラのビデオを何の制限なく再生することは、プライバシー保護の観点から好ましいこととはいえません。そこには、犯罪とは全く無関係の住民などのプライバシーも録画されており、それらは保護する必要があるからです。防犯カメラは、あくまで防犯目的で設置したものですから、録画した映像を無制限に公開や、閲覧させることは、控えた方がよいでしょう。

また、2005年4月より全面施行された個人情報保護法では、防犯カメラで撮影した映像も個人情報に該当するという判断がありました。そのことからも、制限なく防犯カメラ映像を使ってしまうのは問題があるといえます。
ではどのような形で、「防犯」という防犯カメラの目的とプライバシーの保護を両立させればよいのでしょうか?

一般的には、下記の要件を含めたルールを管理組合で定め、そのルールに則った管理をおこなっているようです。
1.再生権限者
2.閲覧者の範囲及び閲覧申請手続き
3.第三者に防犯カメラ映像を閲覧させる場合の手続き(例:理事会の承認が必要)
4.刑事事件があった場合、警察からの要請に応じて映像を提供する旨

これらのルールを定めそれに沿った運用を行なう事により、映像の中のプライバシーを最大限に保護しつつ、「防犯」という防犯カメラの本来の目的を満たす事で、双方の折り合いをつけるというのが一番妥当な運用方法と考えられます。

従って貴マンションでも、ルールを作成し、それに沿った管理運営を行なえばよいのではないでしょうか。

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