
自主管理方式から管理会社委託方式に変更するメリットは? |
私が理事長を行っているマンションでは、竣工当初より区分所有者だけでマンションを維持管理する、いわゆる自主管理でマンション管理をしてきました。しかしながら、竣工以来30年が経過して現在は主だった理事がほとんど65才を超えるような状況になっています。自主管理でマンション管理するためには各理事にかなりの負荷が掛かりますが、近年は以前のように理事が熱意を持って時間を掛けて組合活動に従事しようという雰囲気もなくなってきており、理事会も欠席者が多々見られ、本来の組合の業務が進まないという問題が生じています。 組合としてはこうした状況の抜本的な解決は困難であろうという判断をしており、早急に先日の理事会で業務の一部又は全てを管理会社に委託するやり方でマンションの維持管理体制を見直す方向で、次回総会に諮るべく検討することになりました。ついては、管理会社にお願いできる仕事や管理会社に管理を委託するメリット・デメリットにつき整理して総会に諮りたいと考えますので、ご教示下さい。 |
管理会社に管理業務を委託する最大のメリットは、管理組合では手が回らない部分をフォローしてもらえる点と、専門知識を生かした適切なアドバイスをもらえることで組合運営がより円滑に進む点でしょう。 本来、マンションの管理は、住んでいる方々またはその集合体である管理組合が行うものです。しかしながら現実問題として、大部分の区分所有者が自らの仕事をもちつつ就業後の時間や休日を利用して管理組合の業務を行うわけですから、どうしても管理組合業務にかかりきりになることができず対応しきれないケースがでてしまいますし、管理組合業務を行なう理事に多大な負担がかかることになります。また、マンションの維持管理には様々な法令や建築・設備または会計にかかる知識などが必要となりますが、それらの専門家ではない区分所有者の方々の中から、それらの知識を幅広く有する人を求めるのは、なかなか容易なことではありません。 多くの管理組合が、これらの問題を解決するために、管理会社に業務を委託するという形をとっています。管理会社に業務を委託することで、管理会社より派遣された管理員また管理会社社員が面倒な管理組合業務を遂行するため、理事の負担が小さくなります。また、管理会社自体がマンションにかかわる専門家ですから、適切なコンサルティングを受けて組合運営をすることができます。 一方管理会社を使う場合は、当然ながら自主管理では発生しない管理会社への管理委託費が発生します。実態はどうかというと、大部分の管理組合が、管理委託費を支払ってでも管理会社に業務を委託することを選択しており、ご質問があった組合のように継続的に自主管理を維持している管理組合は全体の7.7%と少数派のようです。(平成15年度マンション総合調査より)現実には、自主管理方式を継続するには、活動的で献身的な組合員が相当数いないとむずかしいようです。 なお、管理会社で行う主な仕事は、<事務管理業務・管理員業務・清掃業務・建物設備管理業務>で、各社ほぼ共通ですが、それ以外の部分については管理会社毎で個性がでてきます。また、個々のマンション毎に管理組合と締結する管理委託契約により、管理内容は異なります。 以下、当社が管理を受託した場合に管理組合に提供できる標準的な業務を記載しますので、参考にしてください。 <基幹事務-事務管理業務> <基幹事務以外-事務管理業務> <管理員業務> <清掃業務> <建物・設備管理業務> ■なお、当社では居住者の方々が、安心でかつ便利なマンションライフを送られるよう、下記のサービスも用意しています。 ※「テレ-コンシェルジュ」とは、365日24時間専用デスクで電話応対の"テレコンシェルジュ"が下記のサービスの提供・取次ぎを行い、マンションライフのサポートを行うものです。 なお、ご利用いただくには管理組合と当社の間で別途契約が必要になります。 ■提供できるサービス |