
エレベーターを安全に利用するには |
私は築25年のマンションの理事長を務めています。 |
エレベーター事故(故障)を100%防止するということはできませんが、懸念されているように、適時適切なメンテナンスをしておかないと、最悪の場合、生命にかかわるような事故につながりかねませんので、定期的で計画的な点検・整備・検査が欠かせません。そのためには、まず技術・技能教育を繰り返し実施することで技術能力の高い信頼のできる十分な数の専門技術者を擁しているエレベーターメンテナンス会社を選ぶ必要があります。 またエレベーターの故障は、部品の経年劣化が原因で発生することもあれば人為的問題に起因して発生する場合もあります。 1)フルメンテナンス契約 2)POG契約 人為的な事故の予防については、エレベーターを利用される方に啓蒙することが効果的です。 エレベーターの経年劣化を防止するための点検と整備、そして人為的な事故を防ぐための利用者マナーの徹底を行えば、かなりの程度の安全性が期待できるのではないでしょうか。 なお、お問合せによると貴マンションのエレベーターは既に設置後25年が経過しているとのことですので、保守部品の供給期限も近づいておりますし、エレベーターのご利用状況によっては安全面から考慮してそろそろエレベーター設備(巻上機・制御装置など)の取替え時期に差し掛かっているかも知れません。一度メンテナンス会社に設備のリニューアルの必要性を提案させてはいかがでしょうか。 また最近は既存のエレベーターに耐震構造強化策の実施したり、地震時管制運転システム、停電時自動着床装置等を追加したり、防犯カメラを設置したりすることでエレベーターの機能や安全性を高めることもできるようになりました。こういったエレベーターに付加機能を追加することはマンション自体の資産価値を向上させることになるので、設備の取替えを行う際にあわせて検討されてみてはいかがでしょうか。 |