
高置水槽を撤去し最適な給水方式に変更したい |
私は築22年のマンションで修繕委員をやっています。先日の修繕委員会において、管理会社より高置水槽が経年劣化しているので来年度に予定されている大規模修繕工事の折に交換した方がよいとの助言がありました。それを受けて修繕委員会で検討した結果、現在の給水方法にこだわらず、最も適切な給水方式を採用する方向で意見がまとまりました。 |
以前は貴マンションのように、高置水槽方式を採用しているマンションが多かったのですが、最近は技術も進み様々な給水方式の選択が可能となりました。実際に最近は高置水槽の交換時期に他の給水方式に変更するマンションが増えてきているようです。 マンションで一般的に採用されている主な給水方式の種類とそれぞれの方式の概要とメリット・デメリットは以下の通りです。
今回は費用軽減効果の観点から最適な給水方式を検討されているようですが、上記の比較表を参考にして、まずは貴マンションの仕様や考えられる物理的、構造的な制約を分析検討し、さらに予算面の制約や導入した際の費用対効果等を比較検討することにより、どの方式が最適か判断できるのではないでしょうか。 一般的に言えば、貴マンションは8階建とのことですから、通常は3階建て以下の低層マンションを対象とした「直結給水方式(図1)」の採用は難しいと思います。 「加圧給水方式(図3)」については、貴マンションの条件で比較的制限がなく導入できると思われます。従ってこの方式と、前述の「直結増圧方式(図2)」や従来通りの「高置水槽方式(図4)」を含めた3方式を検討対象にしてこの中から最適な方式を選択されてはいかがでしょうか。 いずれにしましても、ご質問にあるお話では確定的なことを申し上げられませんので、マンション管理会社や水道工事施工会社などとも相談し、様々な角度から検討を加え長期的な費用・収支計画を立てて、もっとも管理組合にメリットがある選択をされることをお勧めします。 ※上記の想定使用水量および基準は直結増圧方式に使用する「水道用直結加圧ポンプユ ニット」に関する日本水道協会規格の推奨基準(使用時圧力0.75MPa)をもとに算出 された一般的な基準です。 |
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