
地震対策がしっかりとしたマンションの見極め方は |
マンションを購入しようと思い、色々な物件の資料を取り寄せ検討している最中です。 |
昔から日本は地震大国として知られており、ここ数年でも兵庫県南部地震(阪神・淡路大震災:1995年1月)や新潟県中越地震(2004年10月)、宮城県南部地震(2005年8月)などの大地震が発生し物的、人的双方で大きな被害を被っています。従って、これからご自身が購入されようとしているマンションにどの程度の地震対応・対策が採られているか、強い関心をお持ちになっていることは良く理解できます。 従来、日本のマンションは「新耐震基準」(昭和56年より施行された「建築基準法施行令」を反映したもの)に準拠して作られてきました。 そのために、「新耐震基準」で定められた構造基準を満たした上で、上記のような被害を防ぐための建築構造が開発されてきました。そのひとつが「免震構造」です。 「免震構造」とは、建物と地盤の間に免震装置(積層ゴムなど) を設置することで、地盤から建物への振動の伝達を緩和し、上述のような被害を軽減するような構造・装置のことです。具体的にいうと、免震装置により地震の激しく早い揺れを、大きな船にのっているような緩やかな揺れに変換することで家財への揺れの影響(転倒や散乱など)や揺れることによる構造へのクラックなどの建物自体への直接的な被害を抑えようというものです。 一般的に「免震構造」のマンションは、従来の構造のマンションと比べ地震の被害を軽減できるというメリットがありますが、一方で免震装置が比較的高額なため結果的にマンションの購入価格自体も若干高くなる、定期的に免震装置のメンテナンスを行う必要がありその費用がかかる、というデメリットもあります。 なお、最近では「制振構造」(制震構造ともいいます)といわれる新しい建築構造も採用されてきております。 以上、「免震構造」などマンションの耐震工法の一般的な内容について記載しましたが、注目を集めている分野で技術的にも進歩が目覚しい分野であり、最近はさらに上記のようなデメリットを解消する新技術も開発され、さらに耐震性の高いものも実現しつつあるようです。 |